事業内容｜浅井工業株式会社｜金型設計、プレスから組み立てまでを一元管理

金型の設計・製造からプレス、溶接、検査、組み付けまですべての作業を自社で行っています。 実工程の知識を持つ専属営業が、受注から製品のラインが立ち上がるまで責任を持って担当。 一つひとつの工程においてスペシャリストの卓越した技術を駆使し、他社では実現できない高精度の製品を生み出しています。: アーク溶接ロボットやスポット溶接機などを仕様に応じて選択; 45～600tクラスまで幅広い製品のプレス加工が可能

金型を自社で設計することによって、一つひとつの部品に対し安定した精度を確保。 また、組み付けに必要な冶具もすべて自社内で調整できる環境だからこそ、複雑で難易度の高い組み付けが可能です。 ロットが多いものについては工場内に自動化ラインを新たに構築するなど、お客様の “こうしてほしい” を自ら提案しカタチにしていきます。: ミリ波レーダーの部品「スペーサー」を自動で組み付け

受注後、専属営業がリーダーとなり、部門担当を集めたプロジェクトチームを発足。こまめな意思伝達はもちろん、製作現場との連携体制も整備し、スピーディーなモノづくりに注力しています。製品形状や設計などの課題が発生した際には、直ちに多角的に検討し、改善活動を実施。確かな品質と短納期、低価格を目指します。: 発注から納入までの情報を細かく管理; 一つひとつ丁寧にチェックする材料管理体制

エアバックセンサーを皮切りに、ハイブリッドやミリ波レーダーなど自動車の電子機器部品を取り扱うようになって20年以上。過酷な環境下で使用される自動車部品の中でもさらに厳しい品質管理が求められる部品だけに、各工程での徹底した異物管理はもちろん、最終工程では目視と顕微鏡を組み合わせた検査を行い、高いクオリティを確保しています。: 微細な異物を除去する「部品洗浄工程」

ノウハウを蓄積した匠の技を大切にしつつ、最先端設備を積極的に導入。金型設計に使用する 3DCADソフトやワイヤーカット機をはじめ、国内でも希少な200トンプレス8台連結ロボットラインなども保有し、より高度で複雑な形状に対応できる環境を備えています。こうした技術の融合が、浅井工業の特色である多品種少量生産を可能にしています。: 精巧な金型製作を支えるワイヤーカット機; 小ロット生産にも対応できる手動プレス

受注から納品まで、各部門のきめ細やかな連携により、高いクオリティとスピーディなモノづくりを目指しています。

実工程の知識を備える専属の技術営業が、設計・納期・コストなど全般的な打ち合わせに臨み、担当者は実際のラインが立ち上がるまで責任をもってご相談にお応えします。製品形状・設計などの専門的な課題におけるレスポンスの良さにも定評があります。

経験豊かな技術者による設計と、CAD・MCによる精巧な金型製作により、短納期・高品質を実現。機械で出し切れない精度や複雑な形状の仕上げは手作業で行うなど顧客ニーズを敏感にキャッチする柔軟な対応で、多品種少量生産を可能にしています。

精密な金型には正確にプレスする技術力が必要です。当社では、45t〜600tクラスまで幅広い製品のプレス加工が可能。国内でも希少な200tプレス8 台連結ロボットラインを木曽岬工場に有し、多工程のプレスを必要とする複雑な製品にも対応しています。

主な保有設備: UL600t、300t サーボプレス、順送プレス 600t～80t、トランスファープレス 200t、単発プレス 300t～45t、200t プレス連結ロボットライン他

溶接条件をモニター管理するマイコン制御により、高い品質の組み立てを実現。主要取引先の認定工場に指定されるなど、その品質は高い評価をいただいています。設備を仕様に応じて使い分けるのはもちろん、製品の形状に合わせた専用機の設計・ライン制作も行っています。

塗装やメッキ処理などを社内で行うとともに、場合によっては外部企業へ委託しています。品質・技術はもちろん、環境への配慮にも優れた業界のトップメーカーとの取引により、製品のクオリティを維持しています。

難易度の高い組み付けを可能にするには、組み付ける部品同士の精度が重要。金型をすべて自社で製作しているため、最終形をイメージして各工程で安定した精度を実現。さらに創業75年以上のデータベースによって、複雑で難易度の高い組み付けを行っています。

チェック過程で発見された不良品については、徹底した原因究明により再発防止に努めるとともに、ノウハウ蓄積・マニュアルへの組み入れ等品質技術力の向上を図っています。特に新製品の測定・検査においては三次元測定機、引張試験機、工具顕微鏡、形状測定機などによる厳しい検査を実施しています。